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不用品回収業者と行政のゴミ回収との違い
いらないものを処分するときに、普通にゴミ捨て場に捨てるのと、不用品回収業者に依頼して引き取ってもらうのでは、どちらが良いのか?
結論、どちらにもメリット・デメリットはあります。
ちょっとややこしいのですが、処分方法によって捨てられるものが若干違うので、その違いを知っておく必要はあります。
このページでは、どんなときにどちらを使うべきか?ということを説明していきますね。
行政は融通は利かないが安い!回収業者は融通は利くが高い!
まず、ざっくりと行政(自治体の粗大ゴミ回収)と不用品回収業者の特徴について書いていきます。
行政(市区町村・自治体)のゴミ回収
回収方法は大きく3つ。
- 毎月決められた日にゴミ捨て場で捨てる
- 行政で管理している処分所に持っていく
- 粗大ゴミを回収しに来てもらう
ゴミ捨て場で捨てるときには必ず決められた日時に捨てなければならず、ゴミ袋に入らない物は、コンビニなどで「指定清掃券」というシールを購入し、それを貼って捨てるのが決まりになっています。
自宅まで回収に来てもらう場合は、前もって電話やネットで役場の担当部署に連絡をし、回収してもらう物の大きさや、何個あるかなどを伝える必要があります。
この場合でも、家の中までは回収しにきてもらえないので、必ず玄関の外まで荷物を運び出さなければいけません。
ちなみに、行政が管理しているゴミ処分所に自分ででゴミを持っていくときでも事前に「いつ、何を持っていくか?を連絡しなければいけないところも多いそうです。
回収に来てもらう場合は、自分が希望する日時に回収に来てもらえる可能性はけっこう低く、当日急遽回収をお願いしたい!ということも対応してもらえません。
ゴミを捨てるのに掛かる費用はとても安く抑えられますが、回収してくれる日時にはあまり融通が利かないのが不便でもあります。
回収業者での処分方法
回収業者は基本的に家の中まで入って回収をしてくれます。
タンスや冷蔵庫などデカくて重いものでも運んでくれるので、女性や高齢の力に自信がない人にはとても助かりますね。
回収してくれる日時も、基本的にはこちらの要望に合せてくれますし、「今すぐ引き取って欲しい!」という急なお願いをしても対応してくれるので、そういう意味では融通がきく便利なサービスです。
ただし、回収業者は費用が高い・・・
行政サービスを使って処分するよりも、3~5倍くらい費用が掛かってしまいます。
また、なかには悪質な業者もいて、回収したモノを不法投棄したり、勝手にリサイクルショップに持ち込んで売り払ってしまう業者もいるのはかなり大きなデメリットといえます。
次に何を回収してくれるのか?
その回収方法などについてわかりやすく比較してみました。
行政と業者とではこう違う!!
行政(自治体での粗大ゴミ回収)と不用品回収業者の特徴をわかりやすく表にまとめてみました。
行政 | 業者 | |
---|---|---|
回収日時 | 毎月の指定日or土日を除く予約が入れられる回収日 朝7:30~8:00までには回収場所まで出しておくこと |
土日問わず、予約が入れられる日であればOK。 時間も営業時間内であればいつでもOK |
事前予約 | 場合によっては必要 | 必要 |
回収できる | 粗大ごみ(概ね1辺が50cm以上など自治体によってサイズ指定もあり) 生ごみやビン類、缶詰などは可燃・資源ごみとして回収可能 |
リサイクル家電、PC、粗大ごみ、分別がされていないゴミ 袋詰めされていないゴミ、金庫、取り外しが必要なエアコン、仏壇など |
回収できない | リサイクル家電、PC、分別がされていないゴミ、消火器、タイヤ、 液体類、土、袋詰めされていないゴミ、金庫など |
液体、生ごみ、医療関係の廃棄物、中身の入った缶詰、ビン類など |
回収作業 | 指定のごみ捨て場or自宅の外 ゴミ袋が紐で括るなども求められる |
自宅内まで回収しに来てくれる そのままの状態でもOK |
料金 | 1点あたり200円~2,000円程度。 ※2tトラック1台分で10,000~20,000円程度 |
基本料金3,000~8,000円程度+物の処分代 ※2tトラック1台分で40,000~80,000円程度 |
比較してみるとわかるのですが、明らかに不用品回収業者の方が便利です。
ただし、、高い!
料金がメチャメチャ高いんです!
いらなくなったモノを捨てるのに何万円もお金を出すというのは正直なところ抵抗がある人も多いはず。
ですので、少しでも安くおさえたいという方は行政のゴミ処分方法も上手に活用しながら回収業者を利用するのが良いですね。