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小型家電リサイクル法って知ってる?
最近、小型家電リサイクル法というのができたのは知っていますか?
これはパソコン・携帯電話・デジタルカメラ・ゲーム機などを捨てるときに守らないといけない新しい処分ルールのこと。
とはいえ、以下の3つにおいて、これまでの家電リサイクル法とはルールが違っています。
- 回収対象物
- 回収方法
- リサイクル料金
ここでは新しく作られた小型家電リサイクル法についてわかりやすく説明をしますね。
携帯電話やパソコンなどが小型家電リサイクル法の対象です
小型家電リサイクル法というのは2013年4月に生まれた新たなルールで、各市区町村や協力小売店で、このルールが徐々に浸透してきています。
このルールができた一番の理由は、ズバリ!小型家電には貴重な素材が沢山使われているから。
小型家電には鉄やアルミ、金、銀、銅、レアメタルなどの有用な金属がたくさん含まれているのですが、これまでそれらの資源は埋め立て地に普通に埋められていました。
有用な資源が無駄になっていることを「都市鉱山」とも呼び、社会問題にもなっていましたね。
実際にこれらの貴重な資源が年間でどれくらい捨てられていたのかを金額にすると、、、なんと年間884億円にもなるそうです!・・・これはもったいない!
また、鉛などの有害な物質も多く使われているため、適切な処分をしないと、環境的にも宜しくない・・・
以上のような経緯があって、正しくかつ有益に小型家電をリサイクしようということで、このルールが作られたのです。
で、実際にこのルールの対象となるのが以下の家電。
これらが全て小型家電リサイクル法の対象となります!
回収方法は自治体によって違うので要注意!
小型家電はどうやって回収されているのか?
結論、回収方法や対象品目は自治体ごとに違います。
とはいえ、ほとんどの自治体では以下の3つの方法で回収をしているケースが多いそうです。
- ボックス回収
公共施設、スーパー、家電小売店などの専用回収ボックスで回収 - ピックアップ回収
粗大ゴミ・不燃ゴミと一緒に回収し、ゴミ処理施設で職員がピックアップ - ステーション回収
ゴミ回収の区分の1つに小型家電を追加している
私の住んでいる地域の市役所にはこのような回収ボックスが設置されていました。
ちなみに、これらの回収している自治体・小売店には以下のようなマークを使用することができます。
ですので、このマークを1つの目印としてどう処分すれば良いのかを決めるようにしてください。
→全国の自治体ごとの処分方法
リサイクル料はかかりません!ご安心を!
テレビやエアコンなどの家電リサイクル法によって、一番大きな影響があったのは消費者(つまり、あなた)が処分するためにお金を支払わなければいけなくなったということ。
では、小型家電リサイクル法ではどうなのか?
結論、、、リサイクル料金は発生しません。
そもそも粗大ゴミで捨てる時にもお金は発生していませんでしたからね。
ですので、お金の面は心配せず、安心して処分をしてください。
ちなみに、さらに詳しく知りたい人は、総務省が動画もアップしています。
こちらも参考にしてください。
とはいえ・・・小型家電は売ってしまうのもあり!
小型家電を回収するルールはできました。
とはいえ、小型家電は・・・お金になりやすい不要品でもあります。
大型家電はリサイクル法の関係から、買取ってくれる業者は少ないですが、携帯・デジカメ・ゲーム機器などは買取ってくれる業者は多いです。
まぁ、よっぽど古かったり傷ついていると無理なんですが・・・それでも、売れるかどうかは業者が判断すること。
ですので、管理人としては、まずは売れかを確認してから処分することをオススメします!
有名なところではBOOK OFFやHARD OFFと言った専門的なリサイクルショップでは買取ってもらいやすい印象があります。
一応、小型家電リサイクル法というルールはできてはいますが、まずは売れるかを確認し、それがダメならルールに則って処分するという流れを推奨しますよ。
最後に・・・無許可の回収業者は利用しないように!
最後に注意しなければいけないのが、
無許可の回収業者を利用しないことです。具体的には「産業廃棄物処理業の許可」「古物商の許可」では不要品を回収することはできません。
※【一般】産業廃棄物処理業であればOKです。
例えば、以下のような業者は怪しいです。
- 町中を巡回して回収している
- チラシを配布している
- ネットで無料回収を告知している
- 空き地で回収している
こうした業者は便利に思えるかもしれませんが、ほぼ全てが違法の業者です。
回収された物を勝手に転売したり、不法投棄する可能性もあります。
違法行為を知っておきながらも、それを利用したら、あなたも犯罪に荷担することになってしまいます。
くれぐれもこうした業者を使わないように気をつけてくださいね。
お住まいの自治体のホームページでゴミの捨て方をチェック!
(市区町村ごとのゴミの捨て方のページ/URLがまとまっています)↓↓↓