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パソコン(ノートパソコン・デスクトップ)の処分方法
パソコンって何も気にせず、粗大ゴミとして捨てれば良いの?
パソコンは粗大ゴミとして捨ててはいけません!
製造から5~7年までのものはリサイクルショップに売る。
それ以外はメーカーや専門業者に処分をお願いしましょう。
パソコンは購入したメーカーか専門業者で処分を!
動きが遅くなったり、壊れたパソコンはどうやって処分すればよいのか?
実はパソコンの処分方法は他の家電や粗大ゴミとは少々違っていて、処分に手間がかかるのです。
というのも、パソコンを処分するためには「PCリサイクル法」や「小型家電リサイクル法」などのルールで処分しないといけないため普通に粗大ゴミとして捨てられないのです。
また、これまで利用してきたパソコンには個人情報などの重要な情報が多く保存されているため、それらを破棄するのも慎重にやらなければいけません。
そこで、ここではパソコン(ノートパソコン・デスクトップ)の処分方法について説明をしますね。
パソコンの処分方法は4つ!
まずパソコンの処分方法は以下の4つ。
それぞれの処分方法によって付属品が処分できるかも違います。
- パソコンメーカーに依頼
- 信頼できる回収業者に依頼
- リサイクルショップやオークションで売却
- 小型家電リサイクル法に従って処分
結論を言うならば、パソコンメーカーに依頼するか、信頼できる回収業者に依頼してください。
それぞれの処分方法について、ポイントを説明していきます。
パソコンメーカーに依頼
管理人がイチオシするのがパソコンメーカーにお願いする方法。
これはPCリサイクル法というルールに従っての処分方法です。
PCリサイクル法についてはこちら
2003年10月から施行されたルールで、パソコンメーカーは販売したパソコンを処分することが義務づけられています。
対象となるのはパソコン本体・ディスプレイ・ノートパソコン・ディスプレイ一体型パソコンなど。(ワープロやプリンタは対象外)
このPCリサイクル法の施行以降に販売されたPCにはPCリサイクルマークというシールが貼られており、このシールが貼られていると、無料で処分してもらえます。
ですので、まずはこのシールが貼られているかを確認して下さい。
それ以前のパソコンについてはシールが貼られていないため、処分するときにはリサイクル料を支払わなければいけません。
費用としては、
リサイクル料 | 対象となる種類 |
---|---|
3,000円 | 机上型パソコン本体 ノートパソコン 液晶ディスプレイ 液晶ディスプレイ一体型パソコン |
4,000円 | CRTディスプレイ CRTディスプレイ一体型パソコン |
となっています。
パソコンを処分するときにはデータの消去などが心配になりますが、パソコンメーカーに依頼すれば、そこは安心して任すことができますね。
※処分方法の詳細はこちらを確認してください。
信頼できる回収業者に依頼
パソコンは人気が高く、かつ貴重な資源が使われているため無料で回収してくれる専門業者もたくさんあります。
「パソコン 処分」とネットで検索すると、かなりの回収業者が出てきます。
ここで注意をしなければいけないのが、依頼する回収業者が信頼できるか?ということ。
というのもパソコンを処分するときに最も気をつけなければいけないのが、パソコンに保存されているデータが悪用されないか?ということだと思います。
はっきり言って、
素人がパソコンのデータを完全に消去するのは難しいです!
デスクトップ(画面)にファイルが残っていなくても、再度セットアップをし直したとしても、過去のデータはパソコンに残ったままになっていることが多く、その道のプロがやれば、簡単にデータは復元できてしまうのです。
こうしたことを考えると、信頼できない回収業者に処分をお願いするのはデータを悪用される可能性もあり怖いですよね。
ですので、無料で回収してくれる業者にお願いするのは悪くありませんが、必ず信頼できる会社を選ぶことが大事。
ちなみに管理人が調べた中でオススメできるのはパソコン回収.comというサービス(会社)です。
この会社は色々な有名メディアにも取り上げられており、信頼性は非常に高いです。業者を探すのに不安を感じるのであれば、この会社に依頼するのをオススメしますよ!
リサイクルショップやオークションで売却
一応、リサイクルショップやオークションで売却することもできます。
ただし・・・管理人としては、この方法はオススメできません。
というのも、リサイクルショップやオークションで売却するには自分でパソコンに保存されているデータ・情報を消去しなければいけません。
先ほども書いたのですが、素人が完全にデータを消去するのはまず無理だと考えた方が良いです。
そして、中途半端なままパソコンを売ってしまうと、購入者にパソコンのデータが流出してしまう可能性もあります。
こうしたことを考えると、完全に自分でデータの消去ができる人以外は売却しない方が良いですよ。
小型家電リサイクル法に従って処分
PCリサイクル法に加えて、2013年4月に小型家電リサイクル法という新たな処分ルールができました。
このルールは、パソコン・デジカメ・携帯電話など、貴重な資源が使われている電子機器を行政や小売店(販売店)に回収してもらい正しくリサイクルしましょう、、、というルールです。
この方法であれば、ノートパソコンなど、小型のパソコンであれば、無料で処分することはできます。
ただし・・・この小型家電リサイクル法は、実はまだまだ浸透しておらず、ルールが適用されていない自治体も多いのです。
また、この処分方法は持ち主が自分で自治体や小売店に設置されている回収BOXまで持っていかなければいけないため手間もかかります。
こうしたことを考えると、パソコンメーカーか信頼できる回収業者に依頼をした方が確実、かつ楽に処分することができますよ。
→全国の自治体ごとの処分方法
自作のパソコンや、パソコンメーカーが倒産・事業撤退している場合の処分方法
最後に自分で組み立てたパソコンや、持っているパソコンのメーカーが既に倒産or事業撤退していた場合の処分方法を紹介します。
こうしたパソコンは「パソコン3R推進協会」という団体が処分するようにPCリサイクル法で決められています。
具体的には以下のパソコンが対象です。
- 自作パソコン
- 既に倒産・事業撤退しているメーカー製
- 個人輸入品
これらのパソコンは回収業者やリサイクルショップでも処分できない可能性が高いので、3R推進協会に依頼をしてください。
以上がパソコンの処分方法となります。
管理人としては、やっぱりパソコンメーカーに処分してもらうのをオススメします。
パソコンに保存されているデータのことを考えると、安心できるところに処分してもらいたいですからね。
パソコンを処分しようと考えている人は、まずは自分の持っているパソコンのメーカーに問い合わせてみて下さいね。